北大に現役合格できる勉強法とは?入試傾向や対策もご紹介
北海道大学は、日本を代表する基幹総合大学の一つで、多種多様な学部があり、専門性の高い教育を受けることができる、歴史ある大学です。
合格を勝ち取るには、十分な基礎力と高い解答力が必要となり、合格するための勉強法や入試の傾向などを把握し、受験勉強を進めなくてはいけません。
本記事では、北海道大学に現役合格できる勉強法や、入試の傾向や対策について解説します。
北大に現役合格する勉強法とは
北海道大学は、理念として「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」の4つを基本とし、学問の自主・自由を大切に養い育てています。
そのため、国際的に通用する高い学問的素養や、的確な判断力とリーダーシップをとれる人材育成、専門的職業人としての指導的立場に相応しい人材育成、学術創造に進んで向かう人材育成を目指しています。
これらを実現するべく、北海道大学では、
・基礎知識、基礎技能、数理能力、語学力、理解力、読解力を備えた学生
・学びで必要な問題解決能力、創造力、倫理性、思考の柔軟性、コミュニケーション能力、論理的思考力、リーダーシップ、人間性や学ぶ意欲などを備えた学生を様々な選抜制度にて受け入れています。
参考:北海道大学のアドミッション・ポリシー(「総合入試」「各学部」を含む)
また、全学部(12学部)で多様な入試方式が設けられており、学部・入試方式・日程によって受験科目が異なるので、そこをしっかりと把握したうえで、勉強を進める必要があります。
※詳しくは北海道大学の入学案内にてご確認ください。
ここからは、北海道大学に現役合格する勉強法について解説します。
勉強の優先順位を決める
前述したように、北海道大学では学部によって様々な入試方式が設けられており、配点や出題範囲も変わってきます。
そのため、自身の志望する学部の入試情報をしっかりと確認し、勉強の優先順位を決めることで、効率的に取り組むことができます。
入試に出ない範囲の勉強や、配点の低い科目に時間を使ってしまわないよう、入試に重要な所をしっかりと抑えて進めることが、合格への近道となります。
基礎力をしっかりと固める
北海道大学の個別学力検査問題では、基礎を重視した問題が出題されます。
そのため、高校の教科書を徹底的に理解することが大切ですが、問題パターンを暗記するだけでは解答できないものが多いのが特徴とも言えます。
受験勉強の際には、本質的・根本的な理解を深めることが重要となります。
表現力や解答力を身につける
北海道大学の入試は、論述問題が多いという点も特徴です。
論述問題では、自分の主張を盛り込み、要点を簡潔にまとめる「表現力」と「解答力」が求められます。
表現力は、一人で勉強するだけでは成果が出にくいので、先生などに解答を添削してもらい、磨きをかけるという機会を増やす必要があります。
北大への現役合格者を多数輩出している塾
北海道札幌市に10校ある「会員制現役予備校BrainsGym(ブレインズ・ジム)」は、2022年度の北海道大学 前期現役合格率が55%という高い実績のある高校生専用の塾です。
BrainsGymは、「練成会グループ3.14community」が展開している会員制の大学受験予備校で、現役合格を目指す高校生を対象に、全科目質問可能な会員制自習室と個人別の志望大別の授業を提供しています。
画像出典:BrainsGym
北海道大学の合格者・合格率も過去最高を更新していて、講師陣は高校生指導専門の精鋭講師のみで構成しており、現役北大生や医学部生など「将来の先輩たち」から受けるリアルな体験談や受験ノウハウの数々が、生徒の知的刺激とモチベーションを向上させています。
さらに、AIを用いた最新の学習システム「atama+(アタマプラス)」を活用し、生徒一人ひとりに最適な学習の提案と、精鋭講師による学習の伴走によって、価値ある学びを提供しています。
AIを活用することで、生徒それぞれの弱点や苦手部分を早い段階で克服しつつ、得意部分をさらに伸ばし、北海道大学の合格に不可欠な学力の「基礎」を固め、どのようにしたら問題を解けるのかを導き出す「解答力」を養っています。
BrainsGymでは講師が勉強法を押し付けるのではなく、生徒と一緒に最適な勉強法を作り上げる「受験コンサルティング」で、高校生活全般をサポートしている点もポイントです。
個人別・志望大別授業と、受験生にとって合格の鍵となる「自学自習」に没頭できる、全科目の質問が可能な「会員制自習室」や「自分専用席」など、理想の学習環境を提供しています。
また、年間を通して生徒の「やる気」を引き出すイベントも用意しており、活気あふれる雰囲気の中で、メリハリをつけた時間を過ごすことができます。
北海道大学への進学を考えている高校生の方に、おすすめの塾となっています。
BrainsGym 北海道大学合格者の声
BrainsGymでは、合格実績・合格体験談をWebページにて掲載しており、ここでは、合格を掴んだ生徒さんの体験談を少しご紹介します。
Webページ上に掲載しきれない合格体験談は、各教室にて見ることができます。
気になる方は、無料体験授業も行っているので、その際に確認してみてください。
北海道大学 総合理系合格者
BrainsGymでは分からない問題があればすぐに質問できるので、無駄に悩む時間を短縮することができ、効率よく勉強することが出来ました。
また、セルフの環境では周りが全員集中していたので、自分もそれに合わせて無理なく長時間の学習に取り組むことが出来ました。
atama+では単純な計算ミスでも戻されるので、1問1問に対する集中力が上がり、その姿勢が自習の時にも活きていました。
更に、類題に何度も触れることで自然と典型的な解法を身につけることが出来ました。
北海道大学 医学部(保健学科)合格者
BrainsGymに入って一番変わったのは自分で考えてどう勉強するかを決められるようになったことです。
担任の先生と何度も面談をしたり質問をしたりする中で、自分のどこを改善して取り組めば良いかわかるようになりました。
講習期間にatama+で英語文法を総ざらいしたことでその後の英語の勉強の仕方が大きく変わりました。
困ったり悩んだりしたらすぐにブレの先生に相談することをお勧めします!
北海道大学 法学部合格者
BrainsGymに通うことで勉強の習慣がつき、それが受験期の自信に繋がりました。
通い始めた時は志望校も決まっていませんでしたが、個別面談でじっくり私の話を聞いてもらえたことで、自分の中でも気持ちの整理がついて納得した目標を決めることが出来ました。
面談以外にも普段の何気ない先生との会話がすごく楽しみでした!
これだけ素敵な先生に応援してもらっているのだから、最後まで頑張ろうと思うことが出来ました。本当にありがとうございました!
【合格への近道】北大の入試の特徴
国立大の多くは、「前期日程」「後期日程」「AO入試(総合型選抜)」の3つで入学を希望する学生を選抜します。
北海道大学の場合は、さらに「総合入試」を導入しており、他の大学ではあまり見られない選考方法を取り入れています。
この「総合入試」は、従来のように学部を決めてから入学するのではなく、「文系」「理系」というくくりで受験ができ、大学1年次が終わる際に所属学部を決定できる入試制度です。
総合入試の良い所は、入学前の理想と入学してから実際に学んで知る現実を体感し、自分の専攻を決められるという点です。
学部別入試で受験をするのか、総合入試での受験にするのか、どちらが自分にとって合っているのか見極めることが重要です。
入試問題の傾向としては、難問奇問より基礎を重視した問題が多く、基礎をどれだけ理解したかで結果も変わってくるかと思います。
論述問題も多く、記述対策も必須となります。
また、文系学部でも必須または選択科目に数学が入っているので、十分な対策が必要となります。
北大の過去の入試データ一覧
北海道大学のWebページでは、過去の入試データが公開されています。
工学部や歯学部など、それぞれの学部の受験に必要な情報を一覧で載せているので、この一覧ページを利用することで、各学部の倍率や入試要綱などを確認できます。
※「入学志願者数及び合格者数等一覧」と「合格者の平均点等一覧(一般選抜)」があり、それぞれ5年分のデータが掲載されています。
参考:北海道大学公式ページ/過去の入試データ
特に倍率は競争率を示すため、合格に向けた戦略を立てる上で大変参考になります。
北大への道は必ずしも一つだけではありません。様々な入試情報を比較し、自分にとって最適な道筋を見つけることが重要となります。
【合格への近道】北大の試験問題の特徴と対策
ここでは、科目ごとに試験問題の特徴と対策について解説します。
英語
北海道大学の英語の試験時間は90分で、4問が出題されます。
全体的に、読解力と英作文といった英語総合的な能力が問われるので、英単語・英作文・英文法・長文を徹底的に対策する必要があります。
塾や予備校に通われている方は講師に、独学で勉強されている方は学校の先生に添削をしてもらい、自身の苦手部分を克服しておきましょう。
また、記述式が多いので制限時間内で問題を読み解く速読力と精読力も重要となります。
数学
北海道大学の数学の問題は、文系と理系とで違いがあります。
文系
文系の試験時間は90分で、大問4題が出題され、文系数学として難易度が高いとされています。高得点も取りたいですが、部分点の積み上げも成否を決めるので、基礎を固め、過去問演習をしっかりと重ねることがポイントとなります。
理系
理系の試験時間は120分で、5つの大問が出題されます。文系とは違い、難易度は高くなく、難関国立大学としては標準レベルとなっているので、高得点が要求されます。
医学部や獣医学部であれば4問、他の理系学部であれば3問前後の完答が必要となると思います。
出題範囲からまんべんなく出ますが、微分積分・場合の数・確率はよく出る分野となっているので、しっかりと演習を重ねると良いかと思います。
国語
北海道大学の国語の試験は120分で、現代文2問、古文1問、漢文1問が出題されます。現代文の問題は、硬質で難解というのが特徴で、高度な読解力が必要となります。
また、古文は難易度が高く、漢文は比較的平易となっています。
設問は記述式となっているので、文章の読解力に加えて、まとめて記述できる表現力の対策が必要となり、普段から演習問題をしたり、文章を要約する訓練が重要となります。
理科
北海道大学の理科の試験は、2科目まとめて150分となっています。
物理
標準的なレベルのものが多いですが、問題パターンを把握するだけでなく、どのような基本原理から導いたのかを理解しなければ、解答が難しいとされています。
考えて解答する思考力や公式の基本的な意味など、徹底的に学習する必要があります。
出題は例年3題となっており、力学・電磁気学・熱力学・波動から出題されているので、どれが出題されても良いようにバランスよく勉強することをおすすめします。
化学
化学は、無機化学・理論化学・有機化学から2問ずつ配分され、基礎学力を試すような標準的レベルの問題が出題されます
。
解答量が多いので、制限時間内に完答できるよう、問題集や過去問を使って何度も演習することが重要となります。
生物
生物は、基礎的な問題が多く、穴埋め問題・選択形式の知識問題・計算問題など、バランスよく出題されます。
とりこぼしがないように、基礎学力を養うことが重要となります。
地学
地学は、教科書レベルの問題が多く、記述問題よりも一問一答形式の問題が多いのが特徴です。
基礎をしっかりと固めることで、得点を確実に得られるようにしましょう。
地理
地理は、人文地理・自然地理・地誌の3つの分野から出題されます。
記述問題では、難易度はそこまで高くないものの、記述力が要求されるので、対策が必要となります。
また、環境やエネルギーなどの時事的な事象についての問題にも対応できるよう、世界情勢の把握を欠かさないようにしましょう。
日本史
日本史は、大問が4問出題され、出題分野は原始時代から戦後史までバランスよく出題されます。
基本的な知識が必要となるので、日本史全範囲の学習が要求されます。
また、用語を暗記するだけでなく、自分の言葉で時間や事象の説明ができる能力が問われるので、問題の意図を汲み取る「読解力」としっかりと説明ができる「記述力」は必須となります。
世界史
世界史は標準的レベルですが、記述式の問題が多いので、迅速・的確に処理していく能力が要求されます。
文章での解答に慣れるために、過去問や問題集などを活用して対策することをおすすめします。
広い分野からバランスよく出題され、図表を用いた問題など、教科書に沿ったものもあります。
まとめ
受験勉強は時間との闘いでもありますが、やる気が出なかったりと上手くいかないこともあります。
独学で勉強するのも良いですが、自分に合った勉強法を一緒に追求してくれ、効率的に学習することができる塾や予備校を見つけることで、モチベーションも維持できるのではないでしょうか。
特に、北海道大学への進学を考えている学生さんは、早いうちから「基礎力」と「解答力」をつけることが重要となります。
BrainsGymでは、忙しい学生さんでも無理なく効率的に勉強できるよう3つのコースをご用意しています。
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